‘LIVE’ MAKING OF SAND MANDALA AND PHOTOGRAPHY EXHIBITION
本展覧会「しあわせのカケラ」では、インドナムギャル僧院で仏教を学んだクシュー・ソナムによる砂曼荼羅の創作が披露され、また期間中は先頃現地を訪れた写真家 ND CHOW(アンディ・チャオ)の写真が同会場にて展示されます。
砂曼荼羅は数日をかけ、すべて手作業にて極彩色の砂で緻密に構成された仏教にまつわる神聖な幾何学図像であり、私たちが暮らす宇宙と精神世界の無限の複雑さを表現した仏陀の「浄土」が描かれます。
砂曼荼羅を彩る砂各色は曼荼羅に捧げられた神々の象徴そのものであり、制作過程では儀式、瞑想、祈祷が必要となることから、ご来場頂いた方は極めて貴重で重要なプロセスアートを目の前で体感頂くこととなります。
また、2月25日(日)16時30分から行われる「破檀の儀式」では、極彩色の砂が水に流され世界へと散っていく過程をご覧頂けます。完成した砂曼荼羅のその美しさと図柄は後世に残されることはなく、この散りゆく過程こそが、あらゆるものが無常であり、自然に還っていくことを切実に私たちに思い出させてくれる砂曼荼羅創作においてもっとも意義のあることとされています。
※儀式後、ご参加頂いた方にはクシュー・ソナムの使用した砂が贈られます。
■KUSHOK SONAM G | ソナム・ギャルツォ
(NAMGYAL MONASTERY)
チベット・カム地方パタン県生まれ。
インドのダラムサラにあるナムギャル僧院で仏教を学び、論理学、般若学、中観学、倶舎論、律学の五大聖典と曼荼羅作成の過程を修了。
現在は、密教過程の学生である。
■ND CHOW | アンディ・チャオ
www.ndchow.com
シンガポール生まれ。世界と自分自身を知るため世界中を2年かけて周遊し、2000年ポートレート写真家として成功する夢を追い求め拠点を東京に移し、現在に至る。
世界と自身と対峙した時間こそがアンディの原点であり、今日の彼の視覚的完成、美学、哲学の礎となっている。
Opening Hours | 営業時間
2024年2月22日(木) – 2月25日(日)11:00 – 19:00
Closing Ceremony * | 破檀の儀式
2024年2月25日(日)16:30 – 17:00
*来場された方は、マンダラの砂を受け取ることができます。
VENUE | 会場
PROJECT LAB.
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 4-32-42F
ORGANISER | 主催者
SHERAB KYETSEL LING INSTITUTE 一般社団法人 知恵ゲツェ・リン文化交流
DESIGN | デザイン
ANDLARRY.COM